地方競馬と中央競馬のキャッチボール。
高本さんが本を出すたびに書かれていたことは、平成19年になっても連綿と続いている。
それを感じた、平成19年の皐月賞だった。
キーレースは、3月21日に浦和で行われた、第53回桜花賞。
1番人気は7枠⑨ゼッケンのブラック「ムーン」。3コーナー過ぎで故障発生し、競争中止になってしまった。
(ブラック馬名馬が1番人気で来るんだろうか...。)
ふと、頭をよぎったのは、レース直前。終了してみれば、あっさり「ブラック」の2枠が1着。2着に1枠で、黒白の枠番連勝。当日は仏滅であった。
「あぁ、日本馬券列島、タカモト方式よ永遠に。」である。
(この7枠⑨ゼッケンの競争中止には何かある。中央競馬の桜花賞は7枠と⑨ゼッケンにヤマを張らなくては)
ここまで考えることは、たやすいこと。何年も枠順をコピーしてノートに貼り付けて研究している身ならば。
そして、中央競馬の桜花賞の枠順が発表される。
バーン!
7枠に1番人気のウォッカが配置されているではないか...。
(ウォッカかぁ...。7枠は外れないな...。)
大外のダイワスカーレットが1着。ウォッカは2着。7枠は馬券にはなった。
(これで浦和の桜花賞のヒントは終わりか...。7枠を教えるために競争中止まですることないのになぁ...。)
そして、皐月賞。7枠⑮に昨年1番人気で4着のアドマイヤムーンを彷彿させる、アドマイヤオーラが配置。1枠①にフサイチリシャールを彷彿させる、フサイチホウオーが配置。
7枠⑮は桜花で2番人気であった、アストンマーチャンと武豊の位置という念の入れよう。「買え!買え!買え!」枠順を作成する頭脳集団の叫び声が聞こえたかのようだった。
抽選で出走を決めた馬が「ブラック」シャンツェ。ここでピンとこなくては馬券で笑うことができない。哀しいかな、上村騎手が騎乗ということで、「上」の10R卯月ステークスが2枠馬券になるだろうとの浅い読みしかできない。
ブラックシャンツェとブラックムーン。皐月賞とブラックムーン。ここで⑨ゼッケンがこなくてどこで馬券になるというのか!
「馬券はその日限りのものではない。」
これも高本さんが常日頃から話し、書いていたこと。皐月賞で泣いても、地方の皐月賞である「羽田盃」はこれからなのだ。5月9日に皐月賞の1枠7枠を思い出して忠臣蔵を展開すれば良し、である。
今年はフサイチホウオーという、人気馬を手玉にとって地方競馬で馬券をしこたま買うことにしよう。フサイ「地方王」、地方の王を教えてくれる馬名馬ではないだろうか...。